卑怯者の島

私たちはペリリュー島の戦いから学ぶべきだ、学べると思っています。

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それはこの死闘を克明に記録したアメリカ軍の撮った映像があるからです。3日で落とせると思ったアメリカ軍がその勝てる戦を映像にしてアメリカ兵の戦意高揚に利用しようとプロの撮影隊を送り込んだのです。ところがところが---その映像が昨年、アメリカでみつかりました。

 

今朝の新聞の広告欄に「卑怯者の島」という漫画がでていました。

 

小林よしのりが戦争のリアリティを徹底的に追及!舞台は70年前の戦争末期。パラオペリリュー島をモデルにした南の島。アメリカ軍との玉砕戦に臨む若き日本兵を通じて壮絶な戦闘シーンと極限の心理状況を描き出す。日本人よ、これが戦争だ!

 

小林よしのりという人がどんな人かまだはかりきれないでいるのですが、原子力発電に対する考えなどを知るにつけ、本気で日本のことを考える人であるなとの感を強くしています。

 

その彼が戦争についてそのリアルを知らないで議論するな、この漫画を読んでからにしろという思いで描いたと思います。あの映像をみたら戦争をする気になれない。あの映像を見てこれは伝えなくてはならないと漫画化を思い立ったのだと思います。

 

卑怯者の島: 戦後70年特別企画

卑怯者の島: 戦後70年特別企画

 

 

私の最近の10秒ジャンプ

我が地区の子供会の夏休みのラジオ体操は7/21から7/25まで。ご近所の音がうるさいという声に押されてここまで減少。

なのに7/21に顔を合わせて老若男女、体操をやってから昨日も今日も雨。

 

体を動かすと気持ちも変わる。脳は体に体は脳に影響を及ぼし、体を動かすことで脳内のリンクがしっかり起こり気分は変わる。朝の始まりを子どもたちと一緒にラジオ体操でと楽しみにしていたのに。

 

初回がよくて楽しみにしている表参道高校合唱部の主人公は気分が滅入ると、祖父直伝の“10秒ジャンプ”で自分を奮い立たせる。

 

私の最近の10秒ジャンプは床拭き。

 

確実に気分がすっきりする。そして家の中にただよう、何とも言えない清浄感。

 

NHKスペシャルで腰痛を取り上げていた。びっくりの内容。外科的には完治しているのに脳が痛みを覚えていて痛がる。痛みを感じさせる神経の興奮を抑える命令を出す部位がストレスで萎縮していることが原因といっていた。効果がでる治療法は何と認知行動療法---心理療法だという。

 

脳と体の密接な結びつきがここまでか、脳内リンクがここまでわかっているのかと仰天した。病は気から。

 

掃除で体を動かそう。カーブスもいいけれど掃除だと一石何鳥になる?

 

 

洞窟おじさん

新聞を見ると月曜日なのに、サラメシはないようだった。じゃあ、カバーズは?とBSの番組欄を見ると、なになに「洞窟おじさん」だと?

出演者にリリーフランキー生瀬勝久尾野真千子の名前がある。

これは面白いはずと、21時にテレビの前に座る。

2時間釘付け。何もできなかった。

面白かった。NHKこのごろは民放以上に番組の前宣伝をするのに全く知らなかった、こんなドラマをつくっていたなんて。

芸達者な人ばかり使って、内容も濃い、えらく贅沢なドラマだと思っていたら、最後に10月に4週連続でもう少し詳しい内容のドラマをすると予告が出た。なるほどなるほど。だってそれぞれのエピソード、もっと知りたいと思ったもの。

ドラマの最初にこれは実話ですと流れた。

 

主人公が出遭う親切な夫婦の妻の役の人、巧くてとても素敵で誰だったっけ、知っている顔だけれど名前が出てこない。最近見ないと思っていたけれど、こんなに素敵になっていたんだと最後に名前を見たら、木内みどりだった。

洞窟おじさんの取り調べをする刑事ふたりとおじさんの掛け合いもとても面白くて、「いいないいな、このドラマ。」と思って見ていた。そして最後までそれが続いた。

こんな人がいたんですね、いるんですね。本も出しているようだ。

人が生きるってなんと大変で残酷で過酷で苦しくて、でも楽しくて面白くてドキドキして涙と汗と冷や汗がつまっていて動物だから臭くて、でも出遭いが何と彩るのだろう、シロも有り難うね、おじさんの何年かを守ってくれて。

衝撃的なドラマでした。一日経っても心が温まっている。

ものすごく小さいけれど一歩は一歩

今朝の朝日新聞、33面。京大人文研の藤原辰史さんが写っていた。

安保法案の強行採決衆院特別委員会で強行された15日の夜、「安全保障関連法案に反対する学者の会」と学生たちによる緊急シンポジウムが開かれ、その場でこの人によって読み上げられた声明。

戦争は、防衛を名目に始まる。

戦争は、兵器産業に富をもたらす。

戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終える方が難しい。

戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。

戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

 

精神は、操作の対象物ではない。 

生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。

空は、戦闘機の爆音に消されてはいけない。

 

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、

知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

 

学問は、戦争の武器ではない。

学問は、商売の道具ではない。

学問は、権力の下僕ではない。

 

生きる場所と考える自由を守り、創るために、

私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

 この人を知ったのは10日ほど前の夕刊の記事。

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38歳という若さがまぶしい。

 

昨日の午後の一斉行動、私も何かしたかった。

WANというウェブサイトがある。

女性をつなぐ総合情報サイト「ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)」は、女性のための情報を提供し、活動をつなぐウェブサイトです。めざすのは、女性が自由に活躍できる社会をつくるための、ゆるやかで力強いネットワークの形成です。WANサイトは、女性たちのさまざまな活動から生み出される、楽しく役に立つ情報を届け、個人と個人、民間・行政双方にわたる全国のさまざまな団体・グループの動きを互いに結びつけることで、女性の活動をさらに実効性のあるものにしていきます。WANサイトは、豊かで多様なひろがりをもった、等身大でいきのいいフェミニズム情報を日々発信していきます。 

 上野千鶴子さんが大きく係わっている。大学の同級生が上野さんとつながりがあり、たちあげるときにカンパだったか、物品購入をしたかの縁でユーザー登録(無料)をして以来、定期的にメルマガが届く。結構内容が深く、面白い。

ニュースでも報道されたように澤地久枝さんたちが呼びかけた一斉行動にwanも応え、各地からの報告がwanあてにメールで届くのをボランティアでwanの中のブログにアップするスタッフ募集があった。

これなら私もできるかもとメールを出し、昨日、割り当ての時間、PCの前に座った。どきどきの初挑戦。助けてもらいながら何とかやれた。

金子兜太さんの書かれたメッセージを家の壁に貼るという一斉行動は少しためらわれた。このあたりが私の小ささ。

ものすごく小さいけれど一歩は一歩。満足して床についた。

晩夏小暑三候 鷹乃学習

よく遊んだ日の翌日は淡交会で点前の当番が当たっていた。お風呂から上がって足の裏に違和感を感じ、見てみると浮腫というか水脹れ的なものができているのだ。たしかによく歩いた。それも最近はべた靴が多いのにヒールのあるサンダルを履いたのだった。

弱ったなぁ---明日は足袋をはいて畳の上を摺り足で歩かなくてはならないのだ。この水脹れがもしも破れたりしたら、出血するかも、いやそこまでいかなくてもヒリヒリする状態で歩かなくてはならない。。。

考えると軽い炎症のようなものなのだから、炎症押さえのチョコラBBでも服んでおくことにした。口の中を咬んだりすると(それはよくおこるのだけれど、最近)チョコラBBを服用することにしている。するとたしかに化膿しない。しかし、今回はどうだろう、だめもとで服用しておこう。

朝起きると心なしかマシになっている。よかった、よかった。

盆点という少し複雑なお点前が当たっているので、5時に起きて一通りおさらいしてから雨の中、家を出た。

袱紗捌きがなかなかうまくいかなくて苦労してきた。私の手が小さいこと、そして老化で指先の感覚が衰えかけていて、その上、ヘバーデン結節なる症状が関節にあって指が曲がりにくくなっていることが加わり、なかなか大変。そこそこの厚みの絹二枚からなる袱紗を小さく折りたたむ必要があるのだが、力の加減がうまくいかなくてこの間はぎゅっと丸め込んだ拍子に変な力がかかり、手から飛んであらぬ方向へころがっていってしまった---。そこでこの日はいつも使う袱紗をあきらめ薄手のものを使うことにした。

お点前を私がして点てた濃茶を喫する客が二名、正客と次客、計3人でステージのようなところで業躰の先生の指導を受けながら演示をする。

普段は違う先生について習っている、にわか作りのチームなので、一度は会わせ稽古の機会を持つのだが、なかなか一回では気心は通じにくい。そこで私は他の二人に声をかけて掌を3つ重ねてバレーボールのチームよろしく、がんばりましょうねと声を掛け合うことにしている。

これが好評なのだ。気持ちがこんなことでつながる。心の糸がほどけて寄り添い合える。60歳前後のおばさんたちが着物を着て掌重ねてニコニコしている様子を想像してみてください。結構ほほえましいのだ。

これをしておくとお互いがかばい合う場面も出てきて、終わると仲良くなる。

いわば大人の部活動である。

指の状態がこんなことなのでいつまでお茶ができるかなと思いながら、その日が来るまではこうやって一日一日を楽しもうと思っている私です。

再開

d.hatena.ne.jp

に、お時間ありましたら、おいでください。

 

 

 

知らない間にtakikio's diaryが下書きのようなヘンな表示のされ方になっていた。でもtakikioの日記の方は今まで通りの見え方だったので深く考えず、それにブログを書く意欲がそがれていたので特に気にせず、日が過ぎていった。

それが、先日、友人のブログにコメントを書こうとしたら受け付けられなかった。2回繰り返しても書き込めなかった。

そのあと、この友人に促してもらってやっとtakikioの日記を書いた。その旨、友人に連絡するとブログは閉じられていて見えないよとのこと。えっ?私は見えるのに。。。

そこで管理画面に行き、あれこれやってみると公開モードが非公開モードに変わっていることに気づいた。そこで公開モードにチェックを入れて変更するボタンを押すと、何度やっても非公開モードに戻ってしまう。????

何か起こったのだな、コメントが書けないのもそのせいだ。しかし、いったい何が起こったのだ。

 

はてなにメールを送った。翌日、応答があった。

 

takikioの日記へのコメントのresの中で私がある歌詞をまるまる写していてそれが著作権侵害であるとJASRACからはてなへ通知と削除要請がきて、そのことを伝え、削除をするようにという連絡メールをはてながくれたのに、私が気がつかず、指定期間に削除がされなかったから、はてなの方で公開停止にしたとのこと。

 

そうか、そういうことだったのか、そこであわてて指示されたコメントに行き、削除し、その旨伝えると、公開できるよう取りはからってもらえた。

はてなはとても親切でスピーディーでうれしかった。

 

そうか、そういうことだったのか。以後気をつけよう。勉強になりました。そしてtakikioの日記に記事を書き込み、アップしたら以前のお友達がぼちぼち見に来てくださっている。ありがたいことだ。

そして久しぶりに相手に伝わることを意識した文章を書くことで脳内にいつもとは違う血流が起こっているのを感じることができた。

がんばろう、また書いていこう、皆さんと交流しよう。皆様、どうぞよろしくお願い致します。そしてきっかけを与えてくださったumryuyanagiさん、ありがとうございました。