深まりゆく秋

yonnbabaさん、ありがとうございます。

 

足下を大切にして生きるということを今更に考えています。つれあいを傷つけてしまってとても後悔しているのです。でも言いたかった、伝えたかった、わかってほしかった。

 

そのヒリヒリ感を心に持ちながら毎日を過ごしています。

 

お茶事は23日24日と二日続けて別のお客様でやります。

 

先日、小学校の同窓生、10人が我が家に来てくれました。始め女子5人でと言っていたのが男子も交えて10人。。。どうなることやらと思いました。

 

もてなしは前日作った二種類のお菓子(浮島と練り切り)で抹茶。

 

電気炉ですが釜で湯を沸かし、皆さんの前で心をこめて点てました。

 

とても好評で、今後のわたしのやりたいことの方向性も見えました。

 

これまで以上に心をこめて日々を生きようと思っています。思い上がったり天狗になったりせずに生きていこうと思います。

 

 

 

 

元気にしております

yonnbabaさん、お心遣いありがとうございます。

 

あれやこれや考えつつ、日々をこなしています。

 

11月にお茶事をしようと家を片付け始めました。

 

娘が孫を連れて帰ってきていましたが、津に戻る日、「これ」と言って紙切れをくれました。

 

「母上様

片付けとは①要不要の精査②置き場所の決定③出したら元に戻す

片付け方に迷ったらサヤを思い出してください。サヤが今すぐ来ても安全な状態=片付いてた部屋です。

最初は自分と向き合う辛さがありますがある程度片付いたら楽しくなってきますよ、そして生活しやすくなっていきます。ぼちぼちがんばってください。」

 

とまぁ、断捨離アドバイザーのようなことが書いてありました。

 

苦笑しながら片付けています。たしかに気持ちが軽くなる---。

 

今日は下駄箱を片付けました。スペースに余裕が出てきました。

今の所、毎日、何か片付けています。

 

テレビも見たいものがあまりないし、新聞も読みたい記事が減ってきました。

 

お茶の稽古には精出して通っています。

近況

昨日、娘から電話。

「お母さん、サヤ、しゃべった!」

 

そうか、いきなり言葉を言うんだね、赤ちゃんて。。。

 

「それでなんと言ったの?」

 

「それがねぇ、『おいしい』。。。」

 

いきなり「おいしい」!!!こりゃ、変わっている。面白い子がいいなと思っているので、クリアして行ってるじゃないか。

 

「おいちいとかじゃなくて?」「うん、おいしい」「あなたの理想通りじゃない、赤ちゃん言葉を使わないで育てるというのが実現している」「うん」

 

12日に孫と娘を迎えに行く。楽しみだこと。

 

 

 

最近、いいなと思ったテレビ。

 

9/8の「警視庁機動捜査隊216」。脚本が練ってあった。俳優もがんばっていた。渡辺大という渡辺謙の息子はこういう非情な役をやらせるとうまくはまる人なんだ。鼻ピアスの人も現実味があった。

 

イギリスの刑事物の再放送を見ている。「主任警部モース」、とてもよく練ってある。先日、モースを見ていてふいに渡瀬恒彦を思い出した。雰囲気が似ている。ひょっとして渡瀬恒彦はこのモースを見ているんじゃないか、惹かれているんじゃないか、マネしているんじゃないかと思った。まんざら的外れじゃないのでは。渡瀬恒彦は賢い人で存在感を出せるように考えて演技しているなかなかの人物のように思うのだが、モースとたたずまいが似ている。

 

少し前のリリーフランキーが司会する番組の滝川クリステルがよかった。彼女を見直した。こんなに努力してきた人とは思わなかった。悩んだ人とは思わなかった。自分の言葉を持っている。自分が自分の主人公になっている安定感、魅力的だ。

 

同じ番組の最新は市川亀治郎、改め猿之助。何だかいい気になっているようにみえた。少し尊大になっているかも。蒼井優が言っていた。「僕は容姿体型に恵まれていたらこんなに努力はしなかったと言ったのが印象に残っている」精進に次ぐ精進で芸を深めてきたのだろう。一種照れ隠しで斜交いに向いた言葉が出るのだろうが、そこはうんとこらえたら人はもっと惹かれるのにな。といいつつ、明日神戸である彼の襲名披露公演を見に行く。楽しみにしている。

 

8/22、鶴瓶が司会するAスタジオは鈴木亮平だった。面白かった!!いっぺんにファンになった。アンの旦那様役。兵庫の県立高校出身、今、芦屋国際高校と名前を変えている芦屋南高校英語科の出身。東京外大に進み英検一級をもっている。持っている世界がとても広かった。反応が早くてフレキシブルでビュンビュンと脳細胞が働いている感じ。彼が出ているので園子温監督の『TOKYO TRIBE』を観に行こうかなとおばあさんは思っている次第。

 

ところで昨日たまにしかみない「花子とアン」を見たのだが、花子が戦時下でお弁当を作って送り出す場面、ご飯の上にウメボシを置く場面に「だれもチェックする人がいなかったんだ」とがっかり。ホントに上に載せただけ。これじゃころころウメボシはころがるよ。吉高さんは作ったことがないんだね。カーネーションはこういう細部にハズレはなかった。

 

 

ツレアイがチベットに出発したのは、7日、今はラサで高度馴化をしているらしい。デジカメを貸したので、画像なしです。

 

 

財布を買った

迷っていたがついに財布を買う。

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高かったのだ。質のいいバッグほどの値段がする。

 

今まで使っていた財布たち。

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それなりに使いよかったのだけれど、実用一点張り、オシャレじゃなかった財布たち。いっぱいポケットがあってあれこれ詰め込んで膨れあがって人前で出すときに気が引けるようなときもあった。チャックが少しおかしくなっていて小銭の出し入れにイライラするようになってきていた。で一番下の写真の、前に使っていた財布に戻ろうかなと思ったりもしていたのだが、半年悩んで思い切った。

 

買ってよかったと思うように過ごそう。

 

と書いたが、二日使っただけで、よくできてる、この財布!

しっかり手に持てる。チャックの開け閉めがやりやすい。小銭も取り出しやすい。スリムなのでバッグの中にさりげなく収まる。ストレスなし。今までのイライラ感から開放されて---買ってよかった。

 

 

 

 

久しぶりの東京

8月16,17,18と東京は国立に。

 

受講している通信講座、NHK学園の「古文書夏期集中スクリーニング」に参加した。

 

ちょっとモチベーションが落ちているのでその回復になるかと申し込んだ。

 

結果は行ってみてよかった!

 

3つの講座を受講。

「初心者のための古文書教室」

「旗本用人と村」

「慶応2年信州中之条代官所の米穀調達活動」

 

実に面白かった。「初心者のための古文書教室」では3つの古文書を扱った。

(当村百姓盗賊宿仕る一件につき一札)(番人精勤につき一札)(首くくりにつき申口)

 

わかりやすい説明。講師の笠原綾先生は紗の着物で登場。語り口が親しみやすく、洒脱ですばらしかった。隣の部屋に古文書の実物を広げ、触らせてもくれた。

 

「旗本用人と村」も武蔵国多摩郡連光寺村の名主役をめぐって本家と分家の争いに旗本用人が紛れ込み、裁判沙汰にまでなる一件。たくさん残る古文書をテンポよく解説してくれた。

 

「慶応2年信州中之条代官所の米穀調達活動」はちと高度。初心者にはきつかったが、幕府領の様子が垣間見れた。

 

東京駅で中央線に乗り換え、約一時間。国立はいい町だった。

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さくら通りの桜並木、春に来たいものだ。NHK学園と国立駅は2キロ弱なので、始めはバスを利用したがあとは歩いた。

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こんなレトロなポストがさくら通りにちょこんと。

 

三鷹に住む息子の下宿に泊まった。初日は三鷹蕎麦屋に連れて行ってくれた。「きびや」。なるほど美味しかった。そば湯のねっとり感にはびっくり。

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二日目は材料を買ってビーフカレーを作る。太宰治が愛した跨線橋にも連れて行ってくれる。まじめな暮らしぶりで安心した。

 

ここを足がかりにしばしば上京してみようかなと思った。

 

 

 

 

 

テレビ番組雑感「ゼロの真実」「難聴のエースと野球部 サインが結ぶ最後の夏」「狂気の戦場 ペリリュー島」

今夜見た「ゼロの真実」はおもしろかった。初めて見たが第4話だった。武井咲という女優にやっと存在感を感じた。脇役も達者な人ばかり。木野花はなんとうまいのだろう。最後は「羊たちの沈黙」をパクっているような。

 

8時からのEテレ、ハートネットTV、「難聴のエースと野球部 サインが結ぶ最後の夏」は、泣いてしまった。顧問の先生がよい。寮の部屋も同じ部員の友情。あの指文字。「指示を待ってるばかりやんか。お前から聞きにいかな。」

 

昨夜のNHKスペシャル「狂気の戦場 ペリリュー島」。こういう戦いが1944年にあったということをはじめて知った。子どもの使っていた世界地図帳を見たがペリリュー島は載っていなかった。パラオ諸島の一つ。アメリカがフィリピンのレイテ島に侵攻する際に足がかりとしてここをまず制圧するため精鋭の第一海兵師団を送り込む。小さな島だし三日もあれば片がつくと師団長は豪語した。日本の戦略がバンザイ攻撃から長期決戦に変わった最初の戦い。そして送り込まれた日本の兵隊も精鋭の関東軍の最強、第14師団。制圧に72日かかった。日本側は1万人がたったの34人しか生存者はいなかった。その生存者がこう言った。せまい箱の中に入れられたサソリを2匹の死闘。あまりの悲惨さに日米とも戦後、この戦いについて語られることは避けてこられた。3日で片がつく戦い、米軍の圧倒的な勝利が予想されるからカメラマンに記録させ、戦意高揚映画に活用しようと海兵団所属のカメラマン16人が派遣されたのだった。その記録のフィルムが十数巻、残されていたのである。その映像が映し出す悲惨。言葉を失った。あまりの過酷な戦いに双方、精神に変調を来す兵が続出した。70年を過ぎて、その生存者たちは90歳を越えている。彼らに生のインタビューができるタイムリミットぎりぎりで作られたドキュメンタリーだ。アメリカの生存者が言った。島は死体で埋まった。死体はあの暑さの中で倍にふくれあがり、たかるハエで真っ黒になった。その臭いの凄まじいこと。塹壕を掘って抗戦する日本の粘り強い戦いに業を煮やし、終盤になって、火炎放射器等の重火器が投入される。その威力。火炎が100メートル、塹壕に向けて飛ぶのだ。映像のとてつもない情報量。戦意を失って降参している日本兵まで撃ち殺しているところを撮った映像。精神に変調を来した兵隊を撮った映像。味方へのみせしめのために殺されたのであろう、塹壕の前でころがっている、手足をひもでくくられ、首を切られた日本兵の映像。どれもこれもうちのめされる映像だった。吐き気がしそうだった。

 

最近のワタシ

7月から3回シリーズのある講座に通っている。

最近、岡田斗司夫という人に感心を持っているのだが、彼の弟子なる人物が講師。

 

書くことで脳内活性化をしようというもの。用意するのはB5版のノート一冊。左右見開き2ページ分が一日に割り当てられている。とにかく書くのだ。記録でもよい。イラストでもよい。その一日に感じたこと、考えたこと、やったこと、夢、やりたいこと、etc。脳内リンクも書き込む。書いていて、じゃあ、これやってみようかと思いつくことも書く。実際にやってみてそれがまた新しい気づきを産む。

 

何でも書く。人に言えないことも書く。吐き出すように書く。ええ格好しなくてよいのがよい。人の眼を意識しなくてよいのがよい。

 

書くって、書き出すっていい。自分との対話だもの。しばらく続ける。できたらずっと続ける。

 

そうやって気になっている家の片付けも進んできた。棚の下に置いたままの漬け物石。どれだけホコリが積もっていたか---。なくしたと思っていたものもでてきた。

 

たえず、人は己との対話をやっているものだけれど、それを記録するってとても大事。根元がしっかりする。

 

その日に食べた物も書き出す。岡田斗司夫はレコーディングダイエットを書いた人だ。彼はなかなかに鋭い。