卑怯者の島

私たちはペリリュー島の戦いから学ぶべきだ、学べると思っています。

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それはこの死闘を克明に記録したアメリカ軍の撮った映像があるからです。3日で落とせると思ったアメリカ軍がその勝てる戦を映像にしてアメリカ兵の戦意高揚に利用しようとプロの撮影隊を送り込んだのです。ところがところが---その映像が昨年、アメリカでみつかりました。

 

今朝の新聞の広告欄に「卑怯者の島」という漫画がでていました。

 

小林よしのりが戦争のリアリティを徹底的に追及!舞台は70年前の戦争末期。パラオペリリュー島をモデルにした南の島。アメリカ軍との玉砕戦に臨む若き日本兵を通じて壮絶な戦闘シーンと極限の心理状況を描き出す。日本人よ、これが戦争だ!

 

小林よしのりという人がどんな人かまだはかりきれないでいるのですが、原子力発電に対する考えなどを知るにつけ、本気で日本のことを考える人であるなとの感を強くしています。

 

その彼が戦争についてそのリアルを知らないで議論するな、この漫画を読んでからにしろという思いで描いたと思います。あの映像をみたら戦争をする気になれない。あの映像を見てこれは伝えなくてはならないと漫画化を思い立ったのだと思います。

 

卑怯者の島: 戦後70年特別企画

卑怯者の島: 戦後70年特別企画