三回目の茶事---感無量

5月2日、我が家での3回目の茶事をすることができました。お客様は2名。稽古茶事ですがそれなりにきちんとトライしました。

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透き木釜の扱いを復習したかったので、炉にし、五徳を取りました。

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蹲は玄関脇にセット。

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腰掛け待合は玄関を活用。莨盆は省略。

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待合は、松村景文の亀と笹の絵。

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もう一カ所、寄り付きには、

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大田垣蓮月の歌を。

万世(まんせい)も堪(た)えぬなかれど湿(しめ)つらん その亀の尾の山の下水(したみず)

 

本床は妙心寺逸外和尚の墨跡です。

 

後座の花。

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庭の花で間に合ったのも感無量。

 

自分のこの3年の歩みが現れていると思えたのが収穫です。

 

料理は一人でてんやわんやなので写真は今回も撮れませんでした。次回はお客様にお願いしようと思いました。

 

献立は

汁:白玉団子 溶き辛子

向付:ほたて貝柱、よこわまぐろ、アボカド、サラダセロリ、ミョウガラディッシュの和え物

煮物椀:鯛の道明寺蒸し メレンソウ 柚皮(ゆずがなくて晩成柑の皮を代用)

焼き物:もろみ鶏

預け鉢:サワラの子 飛竜頭 ホウレンソウ

小吸い物:ミョウガ

八寸:ソラマメ アサリの佃煮

香の物:大根 赤カブ 奈良漬

 

主菓子:金団

 

干菓子:花兎 抹茶ファッジ(抹茶が重なるのですが、whitewitchさんが送ってくださったのを使いたかったのです)

 

景文、蓮月は昨年度の臨時講師の収入で購入しました。他は大部分が義姉のお道具です。義姉あっての茶事です。

 

思えば、遠くに来たものだ----感無量。