灰形
この4月から灰形の講習会に参加させていただいている。
講師は80歳を目前にされた大ベテランの先生である。
先輩の方達が「昨日の灰形の勉強会でね、---」と言われたりするのを小耳に挟みながらいつか私も灰形の勉強をしたいものだという思いを胸に秘めてきた。
4月に先生が「私が行っている講習会に参加してみる?」と声をかけてくださった。
先日、3回目があった。つくづく思うことはとにかく回数をこなすこと。
後発の私は月1の講習会で事足りるわけはなく、自宅でもやってみることにしたが、灰をつくることから始めなくてはならなかった。講習会では幸せなことに灰の入った風炉が用意され、その前に座って灰づもりからやっていけばいいのだが、自宅の灰は目の大きな篩で濾しただけで灰汁もぬけていない未完成の灰。滑りが悪く、落ち着かない。
今日から発奮して灰つくりに取り組むことにした。
まず水で洗うことから始める。